徒然日記

Dairiten1012の日記

徒然日記59 ~自分のアイマス楽曲大賞~

まあまずはこれを見てくれ。

ch.nicovideo.jp

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アイマスのユーザーによる投票で、一番人気の楽曲を決めようというプライベーターの企画。1000を超える曲の中から1位が出てくるのだと思うとスケールの大きさに少しわくわくする。

それにしても1000曲超かぁ…。楽曲を作るにはだいぶ時間が必要なはずだ。それでもなおこの数があるということは、アイドルマスターという作品がどれだけの道程を歩んできたのかが伝わり、とんでもない歴史の中に身を置いているのだなと思ったり思わなかったり。

さて、今回は投票するにせよしないにせよ、僕のアイマス楽曲大賞を考えてみようと思います。

ちなみにルールは単純なランキングではないので、下に簡単に。

ユニット曲、ソロ曲、カバー曲、総合の全4部門。

ユニット・ソロ曲部門

 5pt:1曲、3pt:1~3曲、2pt:1~6曲、1pt:1~15曲

カバー曲部門

 5pt:1曲、3pt:1~3曲、1pt:1~8曲

総合部門

 1pt:5~15曲

→これらのptを集計して、ランキングを決める

まあ、ルールはだいぶ煩雑なんですけど、 単純な上から順番ということではない分楽しく選べそうでもあり、また悩みどころでもあり…。

楽曲大賞の発表の前に、自分が普段に曲をどのように聴いてるかというとですね。まず1つは、基本的に楽曲を聴きながらその楽曲について考えるということが好かない人間だということ。つまり歌詞についてあれこれ思考を巡らすということをまずしない。次に、BGM代わりに曲を流すことが多いということ。曲だけで好きかそうでないかを判断している。どれだけ歌詞がいいか、というのは正直二の次三の次。

曲をBGMにすることが多いので、正直日本語の歌詞は邪魔なんですよね(だから洋楽とか適当に流してる事が多い)。頭にはちゃんと入ってきてはいるけど、理解するように頭が働いてないのでボンヤリと聞き取るにとどまってます。ああ、難解で”文学的”な歌詞の曲はそれだけで拒否反応が出ますね。何言ってるか分からないものはつまり不愉快なノイズでしかないので。

あとは参戦したライブで良かったなーとか楽しかったなーとか思うとかなりの加点になったりするので……まあ判断基準なんかあってないようなものですね。では、基準もなにもない気分で選んだ曲たちを見ていきましょう。

【ユニット曲部門】

5pt:さよならアンドロメダ

シンデレラガールズドラムンベース出せとか言ってたけど、まさか本当にドラムンベースの曲があるとは思わないじゃん?

カッコいいよねドラムンベース。世界で一番クールな音楽ジャンルだと思うよ。…という自分の音楽的嗜好の影響を強く受けて上位に位置していたのだけれど、これが1位に立ったのはシンデレラガールズ6thライブナゴヤドーム公演。

光の演出が凄かった公演という印象だったけど、さよならアンドロメダの時の光の演出が特に良くてね。プラネタリウムを投影してアンドロメダ座を実際に光らせるというステージに強く感動してしまった。この曲を高森藍子役金子有希さんが歌っていたということは、おそらく関係ない。いや関係ある。好きな曲を好きな声優が歌ってるだけでもっと好きになったりするだろ? それを抜きにしてもハチャメチャに好きだけど。

 

3pt:Stage bye StageO-Ku-Ri-Mo-No Sunday!We can go now!

「Stage bye Stage」は過去記事を参照してくれ。

dairiten1012.hatenablog.com

僕がもう一度アイマスを好きになった時、自分を迎え入れてくれた曲だ。

「O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!」はシンデレラガールズで久々の大ヒットという感じ。この曲を語るには、新アイドルの久川凪・久川颯についてからになるから面倒くさいな…。まあとにかく、面白い曲なんですよね。PaとCoの双子アイドルがものごっつキュートな曲を歌ってるちょっとしたチグハグさも良いし、凪の台詞とか賃貸ラップとかも面白い。撞着語法=oxymoronがふんだんに取り入れられた歌詞も好き。あーもう全部好き。凪と颯と一緒に東京散策したい。でも2人の母親の名前が「ゆーこちゃん」なの、僕の母と同じ名前だからちょっと心臓に悪い。

「We can go now!」はシャイニーカラーズのCDシリーズ第2弾、FR@GMENT WINGに収録された曲。ドラムンベースが大好きだけど、一気に明るい気分になれるポップスもいいよねえ。この曲は歌詞に、

HEY HEY! It's like like Popcorn!

HEY HEY! Just like like Pop up!

っていう部分があるんだけど、まさにポップコーンのように弾けるような縦ノリの曲でとても好みだ。K-POPのようだという印象も受けた。K-POPもバカにしたもんじゃないんだよ? なんならアイドルポップスについては韓国の方がいい曲が多い気がする。日本に入ってくる曲はバリエーションが豊かで好みだ。

 

2pt:99 Nightsアルストロメリア純情Midnight伝説It's Show花ざかりWeekend✿

「99 Nights」はブレイクビーツ? リキッドファンク? 音楽ジャンルは生半可な知識で挑むと大火傷のもとだからあんまり触れないけど、D'n'B系統の曲。そしてやっぱり貴方か、井上拓先生! イノタクを信じろ。信じる者は救われる。ナターリアとか多分これから救われる。本当にこういう曲調が大好きでほぼ無条件で好きになってしまう。誰かD'n'BのいいCDがあったら教えてください。

アルストロメリア」は、BGMとしてしか音楽を聞かない僕が久しぶりに歌詞カードを確認しようと思った曲。

難解で”文学的”な歌詞の曲はそれだけで拒否反応が出ますね。何言ってるか分からないものはつまり不愉快なノイズでしかないので。 

とか上述してるけど、何言ってるか聞き取れるし分かるんだけど、内容は理解できそうで理解できない感じがちょうどよく僕の興味を引いた。あと、ソロコレクションのCDを借りて聴いたアルストロメリアそれぞれのソロが非常に良かった。特に千雪さん。それにしても、ユニット名が1曲目の曲名になっていて、しかもそれがコレっていうのは担当プロデューサー、攻めてんなァ〜という感想。アイマス世界では歌詞の解釈議論スレがいくつも立ちそう。

「純粋Midnight伝説」はライブで好きになった曲。イベントで叩いてて楽しい曲だなーと思っていたけど、ライブで聞いてもう最高に惚れ込んだ。原優子さんの煽りがめちゃくちゃ上手なの。そして煽られて高まった気分を更に煽る赤とオレンジのサイリウムと、ステージ上で熱く歌う炎陣。ライブで一回体験して欲しい。惚れるぞ、あんなの見ちゃったら。

「It's Show」はかなり前の曲だったかな。アニマスを経由してアイマスを知り始めた頃、適当に借りてきたアイマスのCDの中に収録されていた一曲。聴いていてとても楽しい曲だ。楽しいというのは非常に大事で、何度も聞き返そうという動機につながる。僕の人生のテーゼが楽しいを重視するという点にあるのも、この曲を好きになる大きな要因の一つかもしれない。とかく聴いていて楽しい。他に類似した曲調のアイマス曲を僕が知らないのもあり、オンリーワンの地位を築いている。データ飛んじゃったんだよなあ、また借り直そうかな。

「花ざかりWeekend✿」は個人的ミリオン曲(ユニット部門)の最大のヒット。これは非常にキャッチーでアイマスを知らない人たちにも通用するし、ミリオンをやってないプロデューサーへのフックとしてとても優秀。歌が上手い女性アイドル4人にいいメロディと歌詞を渡して歌ってもらえばそりゃ良い楽曲ができるよ。当たり前じゃん。カレーにカツのせたら美味しいよねって言ってるようなもんじゃん。ドラマCDとかイベントシナリオとか、曲にまつわるストーリーをちゃんと読まないと歌詞の内容は本当に理解することはできないんだろうけど、読んでなくてもなんとなくは想像できるし、何より歌詞から判断できる。バックストーリーが歌詞から読めるのは大事ですよ。分かりやすさは必要な要素だ。にしても、バリキャリOL4人組とか高嶺の花すぎて近寄れないよなぁ。花の金曜日の夜に4Luxuryがお酒飲んでるところに話しかけに行ける?

 

1pt:M@STERPIECEアイ MUST GO!I.D ~EScape from Utopia~Needle LightOrange SapphireMiracle NightPretty Liar

1ptは15曲まで選べるけど、まあコレくらいにしておこうかな。「M@STERPIECE」と「アイ MUST GO!」は曲そのものが持ってるバックストーリーが好きですね。ムビマスはあんまり好きではなかったけど、でもアイマス清算の一つの形だったんじゃないかなと思う。「アイ MUST GO!」は初めて行ったアイマスライブの10thライブ(西武ドームのAアリーナを引いたのは自慢)で聞いて、とても素敵だな、と。10年続いた作品の決算で過去に感謝するのではなくて、キラキラした目で未来を向いて「これから何していく?」みたいな歌を出すのがとても素晴らしいことだし、ずーっと続けていくんだっていう自信に満ち溢れてる感じがして好き。

I.Dからは単純に曲が好きっていうだけの曲。BGMにして流し続けるときに「おぉーいいねぇー」という感想が出てくる。さらっと紛れるイノタク。「Needle Light」はゴリゴリのトランスだし、「Pretty Liar」はばっちりドラムンベース。あ、Pretty Liarは歌詞あまり好きじゃない(なんかダサい…)ので早くCDが出て欲しいなーと思ってる。インストはよ。

 

【ソロ曲部門】

5pt:

何だかんだでやっぱり「空」なんだって。何だかんだでやっぱり音無小鳥なんだって。シンデレラガールズにいるけど、僕のアイマス初めはアニメとニコマスなんだよね。で、その初めに聴いて良いなって思ったのがこの「空」という曲であり、音無小鳥という事務員だったのだ。好きになるのがまさかアイドルじゃないとは思わなかったけど、今でもシンデレラガールズで好きなキャラクター順に並べていくと、(藍子やりあむという担当アイドルを抜きにすると)ちひろさんはかなり上位に来るもんな。はづきさんも283プロアイドルに負けず劣らず好きだし。事務員属性があるのかも知れない。

んで、また歌詞が直球でいいんスよ。アイドルではなくて事務員の小鳥さんが歌うのが良い。もしアイドルの誰かの歌だったらこうはならないだろうな。事務員という立場だからこそだ。

 

3pt:Kosmos, CosmosHotel MoonsideRadio Happy

サイバーテクノ、EDM、EDM。f:id:Dairiten1012:20190609011342j:image

電子音楽サイコー!

……で終わらすのは流石にアレなので、軽く触れていきますかね。

Kosmos,Cosmosはアニマスだったかな?アニメサントラで聴いたのが耳に残って、やったらめったら聴いた。それはもう何度も言えるよならぬ何度も聴いたよ。なんなら、初めて歌ったアイマス曲は「Kosmos, Cosmos」になるくらいには聴き込んだ。雪歩の、(適切な表現かどうかは分からないけど)淡い声がテクノの矩形波な音によく合うんですよ。寿司にわさび、ピザにコーラ、雪歩にテクノ。今は特に何かの病気に効くという話は寡聞にして知らないが、まあ明後日あたりにはガンにも効くようになっているはずだ。

Hotel Moonsideは、僕がもともと好きで聴いていた電子音楽、そしてEDMというジャンルを再発見するキッカケになった曲。好きすぎてうっかり3rdライブ「シンデレラの舞踏会」後に公開されたExtended Live Versionを即購入したほど。舞踏会は凄かったぞ。曲の冒頭に追加されたダンサー専用のイントロとか、初めて聞く速水奏のステージパフォーマンスとか、曲が終わってからずーーーーーーっと拍手が鳴ってたもん。次の曲が始まるまで、文字通りずっと。そんな3rdライブの影響もあり、この順位。まあ、とにかく聴いてくれ。

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ついでにこっちも。Radio Happyについて、多くを語ることは野暮である。まずは聴いてほしい。

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カチッ ピュイ 「ハロー?」

もうこれだけでいい。長々とした言葉は不要だ。唯ちゃんの可愛らしさと天井知らずにゴキゲンな雰囲気を堪能してくれれば分かる。

 

2pt:Neo Beautiful Paincherry*merry*cherry青空リレーションTwilight Sky瑠璃色金魚と花菖蒲

Neo Beautiful Painのジャンルは何になるんだろうな。トランスだと思ったけど、UKハードコアだとかサイケデリックEDMだとか色々言われてるし、音楽のジャンルが細分化されて複雑になり過ぎてしまいもう何も分からない。が、好きだということだけは明確に分かる。奈緒の属性がクールであることを思い出させてくれるキレた一曲。ライブにおける松井恵理子さんのステージパフォーマンスは見ておけ。

脳みそが蕩けるような感覚を求めるなら、切れ味鋭いEDMやトランスではなく「cherry*merry*cherry」。BPM200で襲来する多幸感。どういうジャンルになるんだろうな。スウィングの要素が入ってると思ってるけど、でも単にポップスってカテゴリでもいい気がする…。まあ、さっきも言ったけど音楽ジャンルは細分化されすぎて何も分からないから何とも言えんね。話が逸れたな。この曲の好きなところは、聴いていて気持ちがいい。脳が蕩ける感じがする。まさにASMR。あと最後に「智絵里っ」って歌ってるところがもう可愛すぎる。智絵里かわいいよ智絵里。そんなに好きなアイドルとして名前を挙げることは無いんだけど、でも曲が好き。アイドル本人はそうでもないけど曲はめちゃくちゃ好き、ってのは多いな。Hotel Moonsideと速水奏の関係も似たような感じだし。

青空リレーション。俺の担当アイドルが歌うBPM225で襲いかかるゆるふわの暴力をくらえ! BPMの話をするとまた音楽に対する無知を晒すことになるけど、高森藍子の歌うソロ曲や参加する楽曲は、まあそこそこBPMの早い曲が多い。それこそ、青空リレーションのBPM225なんかアイマス全体で見てもかなり早いほうだ。上から数えて両の手足で数えられるくらいじゃないかな。跳ねるようなリズムが曲と声を気持ちよく聞かせてくれる。この曲については担当アイドル補正がバッチリかかってます。

Twilight Sky聴いて、李衣菜って多分アホだろうけど友達にいたら真っ直ぐで眩しいだろうなあって感想が出てきた。シンデレラガールズって、アイドル1人1人にかけられるテキスト量が少なくなりがちだから、曲でもまたアイドルを語る必要があるんだよな。それがシンデレラのソロ曲はキャラソンみたいだ、という印象に直結してて、割と仕方のない現象ではあるわけだ。でも、TwilightSkyはキャラクターのことを掘りつつ、しかして多田李衣菜のデビュー曲という雰囲気がきっちり出ていて、そこが好み。黄昏時に教室で夕焼け空を眺めながら、李衣菜と他愛もない話で盛り上がりたいだけの人生だったよな。

 

1pt:dear...Dreaming of youCan't stop!!踊りまくろ☆ダンシング・ナイト

ここはもう特に理由はないけど、聴いてて気持ちいいから好き、という枠。多分もっとあるけど、正直飽きました。広すぎるんだよ、選択範囲が。早苗さんの80年代のシンセしかないJ-POPのような曲が再現度高くて好きという話はたしかナゴドのライブに行った話でしていたかな。Can’t stop!!ユーロビート、好きにならないわけがない。

珍しいところでいうと、川島瑞樹さんと馬場このみさんかな。このみさんのdear...はザ・大人のラブソング。川島さんのDreaming of youはブラスの気持ちいいシティポップ。SideMが登場したことで増えた大人アイドルも、アイマス全体で見ればやはり少数派だ。そんな中で、大人と子供の違いを見せつける2曲だと思う。

早苗さんの2曲については特に言うことも無いんじゃないかな。ユーロビートだし、シンセで作ったJ-POPだし、最初からずっと電子音楽大好きって言ってるのを考えてもらえば、名前が挙がっていることは何も不思議じゃないはず。ちなみにCan'tStopはジョギング中に聞くといい感じに速力が上がる効果が出る。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇

何かを好きになるというのは考えてみれば不思議なもので。それを好きになった時の自分が置かれた状況や周囲の環境もあるし、そのものに触れた長さも関係あったり無かったり、勿論自分の趣味嗜好なども関わってくるし……どういう要素がどう絡んで、「好きになる」のか分からないもんだなぁと。月並みな言葉だけど、「好きになるのに理由はいらない」ってのは真理を突いた言葉なのかも知れない。