徒然日記

Dairiten1012の日記

徒然日記106 〜「10周年」の春嵐編〜

シンデレラガールズ10thライブファイナル、お疲れ様でした!!

前置き

はる‐あらし【春嵐】
〘名〙 二月から三月にかけて吹くはげしい風。春荒れ。《季・春》

しゅん‐らん【春嵐】
〘名〙
① 春に吹くあらし。
② 春、山野にかかるもや。〔韋応物‐西郊遊宴詩〕

(『精選版 日本国語大辞典』)

あの日のベルーナドームに吹いたのは、シンデレラたちが起こした、少し時期外れの春嵐だったのだと思う。

 

ご挨拶遅れました。高森藍子と夢見りあむの担当Pをしております、代理店と申します。

改めて。アイドルマスターシンデレラガールズ10thライブ、お疲れ様でした。

いやぁ、この口上も久しぶりだね…。シンデレラガールズもイベントは年間に片手で数えられるほどしかプレイしなかったり、ライブイベントも配信見なかったりと、長らく離れてたからね。

しかもフリーターやっててお金がない中でアークナイツとウマ娘と競馬にどハマリしてしまった結果、娯楽的キャパシティ(自分の場合は同時進行2作品まで)からアイマスがはみ出ちゃったから尚更ね…。

 

ま、そんな事は前置きでやらなくてもいいか。今は10thライブが良かったという話をしよう!

 

事前準備〜ライブ直前

余りにも持っていないCDが多すぎたので、やむなくレンタルしにツタヤへ行ったのが1週間前の土曜日。40枚借りて8000円した(初任給で一番高いお支払いだった)。

しかし、なんでイベント走らなかったの? と少し後悔するくらい良い曲が多い。「Gaze and Gaze」とかかなり好みだったしね。これは残念ながら、今回のライブでは披露されませんでしたが、また次回のお楽しみってことで。

あとはまあ、寒さの見込みを誤ったことは事前準備の中では反省点。三寒四温な春の天気の、三寒の方を引いてしまったのは運が悪かった。発声禁止で体が温まることもないしね。

気持ちの準備でいうと、前日まで全く「今週末はライブだ!」という高揚感がやって来ることはなかった。前日どころか当日も高揚感はなかったな。今回は遠征ではなく、引越し先から西武ドームまで近くて、割といつでもすぐ遊びに行ける距離だったからというのもありそう。

当日の13時半ごろ、宿を提供していただいた泰葉P*1と、岡山から遠征してきた肇P*2と合流しても、「まあ、ライブですけど寒いんでね。体壊さないように楽しんでいきましょう」くらいの雰囲気。

平静を保っているといえば聞こえはいいけれど、正確に表すなら…なんだろう、他人事かな。うん、他人事。まさに。

自分のシンデレラガールズへの距離感は、ベッタベタにくっついていた時期からじわじわと離れていって、ちょうどそれくらいになっていたんだと思う。沖縄公演に行けなかったのもシンデレラを楽しむ気持ちにキてたしね。

テンションが今ひとつ上がらない僕とワクワクの止まらない肇P、そしてすし詰めのプロデューサーたちを乗せて西武狭山線は進んでいく(泰葉Pは諸事情で別の列車となっておりました)。
頭端式3面6線の櫛形ホームを抜けるとそこには

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西武ドームだ!!

ライブ会場だ!!!!

2020年2月の7th大阪公演以来、まるっと2年ぶりの"ライブ参戦"。

ドームの屋根を見た瞬間にテンションが跳ね上がった。実物を見てようやっと現実感が生まれるんだから、我ながら想像力がない。ライブに参加しなかった2年間で、準備の仕方やら気持ちの作り方やら、作法をすべて忘れてしまったみたいだった(なお、今まであれだけやったGOIN'!!!のコールも忘れていたので本当に全て忘れている)。

先に会場に来ていた晶葉P*3と合流し、少しおしゃべり。段々と上がってゆくテンションを抑えきれないことを自覚していく。そして思ったより寒いことも判明していく。

寒さに耐えながらTwitterを眺め、開演前に流れる曲にペンラを振りながら、開演時間を待つ。この頃にはもう明らかにテンションがレッドゾーンに振り切れている。そして16時。

さあ、開演だ!

まずは注意事項。いつものに加えて、時勢柄どうしても加わる「声を出して応援しないで」という言葉。うーむ、分かっていたがやっぱり残念だ。

事前に聞いていた話として、泰葉P(筋金入りの獅子党でライオンズの為に所沢に引っ越してしまったレベル)曰く、野球の試合では「大きな声を上げての声援はご遠慮ください」という旨のアナウンスがされているんだとか。おそらくそれはどこの球場でも同じで、巨人の開幕戦をテレビで見たときも、観客の声が聞こえてきたものだ。

ちひろさんもうっかり『”大声での”応援はご遠慮くださいね』と言ってくれないかな」などと話していたが、世の中は多少甘くてもチッヒはそんなに甘くない。しかしながら、プロデューサーの集団から重症患者を出そうものなら今後の展開は分かりきっているので、素直に協力しようと思いつつ続けてアナウンスを聞く。

「伝説を目撃する準備はできてますかー!!」また思い切ったアナウンスするやんけ。だいぶ自信あるんだな今回のライb…「今日披露する楽曲の数をお知らせします!」あぁーっと聞いたことないアナウンスじゃないですか「今日披露する曲はなんと…」公演時間的に40曲くらいが目安になるんじゃ「50曲です!!」

5 0 曲 ?

僕が参加した事ことのあるライブで、披露曲数が一番多かったのはMOIW2015、アイマス10thの2日目で、数は53曲。ああ…これも西武ドームだ…。ライブを西武ドームでやる時か10周年記念でやる時は、ひたすら曲数を詰め込まなきゃいけないルールでもあるのかアイマスは。

ちひろさんから繰り返される「本日は休憩を設けておりませんので…」という言葉に拍手喝采、緑のサイリウムが大波を起こす。冷静に考えると、休憩なしで4時間連続でやりますって言うのもおかしいし、それを大歓迎する観客側もだいぶオカシイよ…。

曲の話をしよう

1日目は島村卯月オープニングアクト。伴奏なしに「お願い!シンデレラ」の1フレーズを歌い上げる。もうこの時点でだいぶ引き込まれている。そして大橋彩香さんのオープニングコール。

噛むじゃん…。大事な大事な一発目からへごるじゃん……。

隠しきれないプロデューサーたちの笑いとモニターにバンと映されたはにかむ大橋さんを受けて、ようやく実感が湧いた。

あ、僕の知ってるシンデレラガールズだ。

他人事で他人行儀だったのが、そこでようやく「代理店P」のエンジンがかかる。もしへごちんがへごってなかったら、たぶんライブ中はずっと他人事だったかもしれない。

ライブを自分事として認識できた、とても重要なオープニングアクトだった。

さて、50曲全部に感想言ってったら一生原稿が上がらないので、良かったところ、気になったところをピックアップしていこう。

 

ミツボシ☆☆★

泣いてしまったライブで初めて涙をボロボロと流した。目が涙で潤んでいく経験はあったけど、涙がとめどなく流れて鼻水ズルズルというところまで行ったのは本当に初めてだったんだよね。しかも一発目の場を盛り上げていこうって曲で。どうかしていると分かっていたし分かっているが、泣いてしまった事実は変わらない。オレンジの光がドームを包んだ瞬間に「本当にライブ来たんだ」って実感が湧いたからってのはあるかもしれないね。

まあでも、本田未央が好きなんだよなあ。渋谷凛島村卯月も好きなんだけど、本田未央が三人の中で一番なんだよね。

個人的な感情と意識をたっぷり詰め込んだ意見なんだけど、シンデレラガールズを支える主柱って本田未央が担ってるとこない? 精神的な柱っていうかさ。どんなヤツが集まってきても本田未央に任せれば、まあなんとかなるだろっていう安心感がある。いや詳しいことは分からんけど。このブログ、半分口述筆記みたいなもので、何も考えずに思い浮かんだ言葉を文字に起こすだけのブログだから、特に深い意味は無いのかもしれないんだけど。それでも印象として、影に日向に本田未央が笑顔撒き散らして頑張ってるから万全盤石、っていうのがあると思うんだよね。10周年を記念するライブのファイナル公演、そのトップバッターにはコイツしかいねえ。

 

DJ KOOさんと7th名古屋公演振り返り

DJ KOOが出たぞー! 大阪に続き2度目の奇襲出演(VTRだったけど)。僕の中では三国志呂布。ひょっこり出てきてワーッと盛り上げるだけ盛り上げて帰っていく、そういうイメージ。DJ KOOさんの紹介したブロックはミラーボール・ラブ、Hotel Moonside、バベル、さよならアンドロメダ。井上拓率驚異の75%。どれもこれも良い曲ばかりよ。普通に聞いても気分がアガるし、オリジナル・カラオケバージョンもおすすめできる。さよならアンドロメダってボーカルが入ってると落ち着いた雰囲気の曲だけど、ブレイクビーツドラムンベースかもしれん。この辺の電子 音楽ジャンルは複雑怪奇過ぎて内閣が何度も総辞職する)でBPM178だから、まぁ〜ノリの良い曲で。オリジナル・カラオケをあまり聞かないというプロデューサー、もしいたら騙されたと思って一度聞いてみてほしい。

あ、でもバベルのインストはどうだろう…格好いいけど、途中に入る男声の「ッエーイ」で時々笑っちゃうんだよな…。

 

「仲間たちとの友情の“We're the friends!”」

来た! これを待ってたんだよ! デレステ3Dモデルを使って同じステージに登場させるやつ! 出演アイドルはニューウェーブ、フリルドスクエア、GBNS、ガールズパワー、ビューティーアリュール、ロボフレンズだったらしい。らしいというのは、単純に記憶が薄れているのと、待ってましたが強すぎてちゃんと誰がいたかを確認してなかったから。

好きな演出なんだよなーこれ。バックダンサーとしてアイドルを登場させてるんだ、と思ったヤツは怒らないからちょっといっぺん顔洗ってきなさい。バックダンサーさんはもうずっと出演されてたでしょう。出演者として登場したんだよ。

ニューウェーブは跳ねてほしいなあ。僕と同じ静岡の出身で、静岡出身(全部で6人)の上条春菜市川仁奈、二宮飛鳥は声ついて曲があるからね。是非とも3人でステージやってるのを観たい。願わくばNGvsNWみたいな演出のステージもね。

 

情熱ファンファンファーレ

実のところ、やってくれるかな? と考えすらしなかった。赤﨑さんも出演されていたしポジパのメンバーは揃っていたんだけど、ライブがここに至るまで一切想像だにしなかった。そのせいで、このライブで自分の好きな曲が来たのに何が起きているのか現実を理解できないという経験も初めてだった。

好きなアイドルが好きな曲を歌っているという現実を受け入れるまでしばらく時間がかかったね。どこかに飛んでいっていた自我を再インストールできたのは2コーラス目の手前。ただボーッと振ってたオレンジのペンラに加えて、持ってきた藍子のキャラリウムと赤と黄緑のペンラを両手で振ることができた。

楽しい。100人のPがいたら98人は賛同してくれると思うけど、この曲は、掛け値なしに楽しい。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

ゴメン限界。

さて。この下書きを完成させないままなんと2ヶ月。
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5月末になっちゃった……。

4月頭のライブの記事を未完成のまま5月末にあげるのは如何なものかとは思うんだけど。

ほら、マーク・ザッカーバーグも言ってるじゃん。

Done is better than Perfect.

「完成は完璧に勝る」

って。

マーク本人が言ったことになってるだけのネットロアだって? うるせえ知ってらい。

完成してないじゃないかって? それは本当にそう。ごめん。

だけど未完でも今日上げなくちゃいけないんだ。

なぜなら今日、9月3日・4日のライブの会場が発表されたから。

ライブのまとめをやらずに次にはいけないよな。まとまってないとしてもだ!

だから半端な記事を、半端な判断で出す。これは自戒だ。半端な人間、半端なプロデューサーであるという自戒。次のライブでは9月の私がやってくれるでしょう。

 

ということで、また次回。

*1:当ブログのアイマス記事では最早おなじみタカボンP

keepbeats.hatenablog.com

*2:岡山出身の紗代子Pであり、シンデレラにはまってくれてからは同郷ということで肇ちゃんを推しています。当ブログは初登場!tibet-sunagitune.hatenablog.com

*3:またもおなじみトシP。ちなみに2日間どっちもアリーナで、2日目はアリーナA、前から数列目という神席を奥さんと一緒に参加した。夫婦でP業やってる人がまさか友人から出るとはね…

toshi-game.hatenablog.com