徒然日記102 ～8年ぶりの競馬編～
みんな「ウマ娘プリティーダービー」やってる？楽しいよね。あれがきっかけで競馬をやりだした人、僕のタイムラインにいっぱいいるよ。
ウマ娘のリリースが2月末、PC版が3月中頃で、その後にあったG1レースの高松宮記念（3月末）の時は競馬やってる人はそれこそいつもの人たちだったんだけど、4月第1日曜日の大阪杯、第2日曜日の桜花賞とだんだん勝った負けたの報告が増えてきたんだよね。大学サークルの友達でもやってる人が増えてきてた。
僕の競馬の初体験は友達に連れて行ってもらった2013年のジャパンカップ。ジェンティルドンナが3連覇した年のやつ。ウマ娘的にはトーセンジョーダンとかエイシンフラッシュとかゴールドシップがいて、あのときも1000円くらい賭けてたかな。ルルーシュって馬がいたから名前だけで賭けてたのを覚えてる。競馬場楽しかったし飯は美味かったし、また行きたいなあ。
そして8年経って2021年の宝塚記念。「皆もすなる競馬といふものを、フリーターもしてみむとてするなり。」ということで俺もやってみました。
ビギナーズラックってあるんだねえ…。
最初は単勝と複勝の馬券だけで1000円分使ったんだけど、TLの意見とか見て7-1,2,9,10の3連複も買ってみようと思って、実際買ったら本当に当たっちゃった。システム利用料を引いて580円の儲け。すき家で牛丼のセット食ったらちょうどそれくらい。まあ、とんでもない成功体験で逃げられなくなるほど勝たなくてよかったよ。
しかし、金を賭けて競馬を観戦するというのは凄い体験だった。お金を掛けずにスポーツとして観戦するのとは全く違うね。
ギャンブルは「ヒリつく感じ」という言葉で表されるけど、レース中はまさにそんな雰囲気。興奮とか高揚感とはまた少し違って、冷静だけど緊張するような、言葉にはなかなかしにくい独特の感覚でした。
あれは…正直、怖かったなぁ。自分がお金を賭ける競馬にのめり込むのが客観的に分かってしまう。「"沼"はいくつ増やしてもいい」なんてオタク格言があるけど、この沼はマズい。本当に底なし沼だ。どれだけレース見ても1日1000円だけにしないと赤字垂れ流して終わるという確信がある。だってTLにいたもん、宝塚記念の赤字を阪神12Rでカバーしようとしてた人。僕も間違いなくこうなる自信しかない。そして赤字拡大が既定路線だ。
以前、武豊だったか福永祐一だったか忘れてしまったけれど、「競馬をスポーツとして楽しむ向きもあるけれど、あくまでギャンブルとして見て欲しい」って言ってたのを思い出した。お金を出してこその競馬という意味合いも今なら分かる。
ギャンブルを敬遠してお金を賭けずに競馬を楽しんでいる人も、100円だけ馬券を買ってみたらどうだろうか。エキサイティングな世界が待ってるかもしれない。
僕は7月末のアイビスサマーダッシュ（G3）までは賭けるのは止めとこうと思います。のめり込むの怖いもん。
