徒然日記99 ～店長早く直しましょうよ編～
まさかの連日更新。
まずはコチラを御覧ください。
名を「カスタマーディスプレイ」という。みんな見たことあるでしょう？ レジで金額を表示してくれるヤツ。今は液晶モニタになってて綺麗に表示してくれたりするから時代の進歩を感じるところだ。
バイト先の店にこれが設置されているんだけど、残念だけどいつからか壊れていた。こんな風に。
今日はこのぶっ壊れたカスタマーディスプレイに表示されたトンチキな文字列を紹介する記事です。
実は「イラ■ｃ■｛セ」以外にも、イラッシャイマセ破損のパターンはいくつかある。
後半の文字列が同じであることから、これも恐らくイラッシャイマセを表示しようとしてくれているはずだ。
コラッテャカホではない。コラッ〒ャカホ。郵便番号の記号である。文字数は合わないが、「ッ」と「ャ」の位置から、これも恐らくイラッシャイマセパターンだと推測される。
何がどうなったら「マセ」が「ホ℃」になるのか。ｺﾚｶﾞﾜｶﾗﾅｲ。
イラッシャイマセが綺麗に表示されてて正解に限りなく近い。限りなく近いんだけど、「ヘ人゛セイキュキ」は一体どこから来て何を言いたかったのか。まあ回答に余計なこと書き足されてたら誤答だって『戦国策』にも書かれてるしな。
次は惜しい表示を4連発。
一字違いのニアピンが続くなか、突如現れた「ヘイラッシャイマセ」。愛知のレジにバリバリの江戸っ子が登場だ。語尾にちゃんと丁寧の助動詞を使っているところから、現代の接客業に馴染もうとする意欲が見られる。
次は「ご請求」シリーズ。
新しい通貨単位を持ってくるんじゃない。どうやって発音するんだそのエンュウは。
870エンじゃない、8ク0エンのゴセルキュウ。ゴセイキュウはニアピン賞ではあるんだけど、数字すらちゃんと表示してくれない壊れ方をしている。
だから客に向かって何だその通貨単位は。ホンウって朝鮮語系っぽい響きだけど、■ってなんだ。
「ゴセイキュウ」のエラーかなあっていうのは分かる。請求画面にいらっしゃいませはいらんのよ。しかもウラッシャイマセだし。しかも金額1↑80円だし。
上矢印はクヌースの矢印表記だと思う。ただのお会計に巨大数の入門的表記を持ってくるな。
矢印表記は簡単に言うと、a↑b=a^bになるもの。1↑80円というとつまり1の80乗円……1円じゃねえか！！
極めつけはこちら。
壊れるにしたって限度があるだろ！！
弊店舗にいきなり宇宙人が来ました。それかハンターハンターの世界からのお客様。いらっしゃいませ、3次元人類の地球は初めてでしょうか。まずは料金表のご説明からさせていただきます。
最後は「アリガトウゴザイマス」シリーズ。会計処理が終わった後に表示される文字列だ。
アンダーバーの次、カタカナの「メ」か漢字の「〆」かで悩む。どっちだろうこれ。
このパターンは一旦変な言葉になってからイラッシャイマセが最後の最後に顔を出す。悪霊に取り憑かれて自我も理性も完全に失いそうになった最後の瞬間に、残った自我で「逃げ…ろ…」って言ってくるキャラを彷彿とさせるね。具体例は思いつかないけど。
このエラーはいくつかの驚きをもって我々取材班に迎えられた。すなわち、頑張ればアリガトウゴザイマスが言えること、漢字の『円』表記がちゃんとできること、そしてもう完全にダメになっちゃってること。
ちなみに、いくつか画面を操作したらこうなった。
完全にだめっぽい。これが撮影できた時、一緒にいたシフトの相方や店長と一緒に爆笑した。
とまあ、こんな風に完全に壊れてしまっているので、現在は使用中止となりモニターの電源が落とされている。おかしくなっているのはシステム側だろうけれど、そのシステムを修理するのは面倒くさいというのが店長の説明。勘弁してくれよ、店長。これが使えないと料金の説明とかめっちゃ面倒くさいんだ。
特にオチもない記事でしたが、最後までご覧いただき
