徒然日記36 ~無人在来線爆弾、この威力!~
地上波では2度目の放送となる『シン・ゴジラ』、非常に面白かったですね。何度見ても面白い映画です。今日もしっかり見ちゃった。
今日の放送が終わった後、パソコンのドキュメントフォルダをあさっていたら、地上波初放送後に書かれたシン・ゴジラに関するtxtファイルが見つかった。これは無人在来線爆弾の威力を計算したメモで、読みながら、興奮冷めやらぬままに計算していたことを思い出した。計算は間違いだらけかもしれないけれど、荒ぶるテンションを文章化したものを生暖かい目でお楽しみください。
【無人在来線爆弾の威力を計算】
映画『シン・ゴジラ』に、ゴジラ凍結のための「ヤシオリ作戦」に無人化改造されて爆薬を満載したE233系電車、E231系電車が投入されていた。俺たちの在来線がゴジラを倒すのに役立つ日が来るとは思わなかった。感動した!(小泉純一郎風)
ということで、無人在来線爆弾の威力を計算しよう。ここでは、10両編成をE233系を3編成、E231系(グリーン車なし)を3編成使用したとする。本来はもっと多かったはずだけど、とりあえず計算。
搭載される爆薬量は編成定員を基準にして、人間一人を65kgとして計算すると、
E233系は1編成あたり1582[人]x65[kg]=102830[kg]
E231系は1編成あたり(143*2+162*8)[人]x65[kg]=102830[kg]
同じかよ! まあ計算が楽でいいわ。
これでもかなりの量になるけれど、定員の重量いっぱいまでしか爆薬を搭載しないとは考えにくい。だいたい混雑率200%までは電車は正常に運行できると考えて、この分までは爆弾を追加で搭載することにしよう。混雑率200%とか、毎日乗って通勤している人たちを尊敬するよ…。
すると、E233系とE231系の1編成に搭載される爆薬の量は
102830[kg]x2=205660[kg]
となる。桁が大きいのでトンに直すと約205.6tとなる。以下はトンを使用した概数による計算となる。
205.6[t]x6[編成]=1233.6[t]
となる。
これはトリニティ実験の予備実験として爆発実験に使われたTNT爆薬108tの約11.4倍である。
爆薬のエネルギーは「TNT換算」という形で表記される。これは、TNT爆薬1トンと比べてどれだけのエネルギーを持っているかを表す。TNT爆薬1トンは4.184x10^9[J]である。
無人在来線爆弾に搭載された1233.6tのTNT爆薬の持つエネルギーは5.161x10^12[J]である。また、広島型原子爆弾「リトルボーイ」はTNT換算15ktであり、放出されるエネルギーは6.276x10^13[J]である。
つまり、計算上では無人在来線爆弾は「リトルボーイ」の約8%の破壊力となる!
…あれ、思ってたより小さい。計算違うかも。
威力は原子爆弾には遠く及ばないとしても、この量の爆薬を、上空1万mにいるB-2を迎撃できるほどに正確なゴジラの熱線を回避しつつ時速60kmで突入させることができるのなら、兵器として非常に強力であると思う。まあ、この兵器をぶつけてもなお足止めにしかならなかったことを考えると、ゴジラの強さや恐ろしさが改めて浮き彫りになってくるわけだが。
参考
Wikipedia
「TNT換算」 https://ja.wikipedia.org/wiki/TNT換算
「E231系」 https://ja.wikipedia.org/wiki/JR東日本E231系電車
「E233系」 https://ja.wikipedia.org/wiki/JR東日本E233系電車
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参考文献にWikipediaは使っちゃいけません!…っていうのと、威力は意外と小さかったよね。多分編成数が少なすぎると思う。
無人在来線爆弾 (むじんざいらいせんばくだん)とは【ピクシブ百科事典】
ここではすごい威力だって紹介されてるから、確実に計算を間違えまくっていると思う。うーん、算数すらできなくなってしまったか。
興奮状態だったからしょうがないと言い訳しつつ、今日の記事は終わり。最近は結構いいペースで記事が更新できているから、年末、そして来年もこの調子でやっていきたいなあ。