徒然日記

Dairiten1012の日記

徒然日記56 〜第8回総選挙お疲れ様です〜

おはようございます、高森藍子と夢見りあむの担当Pをしております、代理店です。

まずは第8回シンデレラガール総選挙お疲れ様でした。

今回はモバマスでもデレステでも、前回よりも投票権を多く配布していて、シンデレラガールは何票になるかなと期待していたところ、蓋を開けてみれば300万票を越える得票となり、いよいよとんでもない大台に乗せてきたなという感覚だ。

自分がPaPということもあり、ほとんどPaの話になる。ご了承いただきたい。いや、僕が好きな事を好き勝手に書くブログだし、このエクスキューズは不要なんだけど。

 

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シンデレラガール、本田未央 いよいよ本田未央がシンデレラガールになったんだな。307万票という過去最高得票、2位とは50万票というぶっちぎりの差をつけて、Paの一番星はシンデレラガールズの真ん中で輝く周極星となった。向こう一年は未央を中心に星星が回っていくのだ。

「今年は違うけど、来年は未央なんだろうな」「今年こそは未央でしょ」という声が上がり始めたのは一体いつの頃からなんだろう。多分、卯月が総選挙で勝った第5回が終わった後あたりだろうか。それから2回。未央は全体2位/Pa1位に甘んじた。

バネは押し込めれば押し込めるほど、開放した瞬間に伸びる力が強く働いてよく飛んでいく。総選挙2期分を押し込められていた本田未央は、今回ついに頂へと飛び上がっていったんだなぁ。未央も、未央Pも、おめでとう。長かったな。これからの1年、楽しんでくれ。そしてアニバアイプロ頑張れ。

…すまねぇ、あんまり未央に詳しくないから、未央に言えるのが表面的なものになってしまう。この先の一年で勉強させてもらおうかな。

 

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全体3位/Pa2位という過去の総選挙におけるPa属性アイドルでは考えられないほどの好成績をマークしたのが、なんとデビューして3ヶ月の新人、夢見りあむ。シンデレラとなった未央が「今年シンデレラに相応しいのは本田未央だ」という空気感を数年かけて醸成することで勝利を獲得したのであれば、りあむは数ヶ月で「コイツを上位に押し上げれば面白いことが起こりそうだ」という瞬間的な話題を作り上げることで今回の成績を獲得したんじゃないかな。エモの本田未央、バズの夢見りあむという対比ができそうだ。

実際、夢見りあむお気持ち表明という例年通りならば考えられないような――というか基本的にはマナー違反とされている――直截なアイドルdisが飛び交い、議論を巻き起こしていたのは「面白いこと」の一つ。僕はこのお気持ち表明を文学(夢見りあむ文学)と呼んでいる。夢見りあむに対して、また夢見りあむを補助線として総選挙や自分の担当アイドルに対して、剥き出しになった生の感情がTwitterのリプライツリーや、はてなブログ、そして名文怪文などが揃ったはてな匿名ダイアリーで読むことができた。己の感情を嘘をつかず、一欠片も偽ることなく、素直に言葉にして書き連ねていく様は、まさに文学と呼ぶに相応しいテキスト群だ。

僕はこの傾向を好ましく思う。どんな形であれ、とにかく他のPのアイドルに対する生々しいまでに剥き出しになった思考や感情が知りたいのだ。感情とはエネルギーだ。好きの気持ちも嫌いの気持ちも、多量のエネルギーを含んでいる。僕はそのエネルギーに触れたい。

賛否両論あるだろうけど、それまで相互監視下に置かれてタブーとされていた「嫌いを表すこと」がたった一人のアイドルの登場が流れを変えたのだと思うと、喜ばしく思う。そしてそれは夢見りあむだからこそできたものだと思う。例えば、藍子が始点のお気持ち表明では

aiko-is-sanso.hatenadiary.com

こんな記事が投稿されていて、これがもし「ナターリアは高森藍子が倒します」とか「本田未央高森藍子が倒します」ってタイトルと内容だったら、高森藍子史上最高に炎上したはずだ。タゲが夢見りあむだったから許されたものだろうな。その負の包容力、マイナスの懐の深さは躍進の理由の一つとして考えられる。ひでえ理由だがそれはそれで夢見りあむの固有パッシブスキル、強力な武器だ。活かしていけばいい。この点は議論あるけど。

 

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さて、Pa属性においては1位本田未央はもはや前提、既定路線だった気がする。そしてダークホースの夢見りあむが何だかんだと中間3位(Pa2位)に入った時点でりあむも3位以内に入ることが期待されていた。

じゃあ、属性上位枠残りは誰か。

ようやくだ。ついにナターリアが属性3位に入賞できた。中間発表時点で全体9位属性3位に入り、ナターリアがようやくか、という空気ができていた。中間時点の属性上位15位は、3位ナターリア以下、4位高森藍子、5位的場梨沙と続いていたのだが、この4位高森藍子がくせ者である。第6回、第7回と属性4位をキープしており、高森藍子を超えることができれば声がつく、という流れができていた。藍子担当代理店Pとしては、いよいよその流れも断ち切って今年こそは属性3位に! と思っていたわけだが、難しかったね。とはいえ順位を上げるのが難しいにせよ下げることはできないと奮闘したけれど、結局梨沙にまくられたな。

中間時点ではナターリアと藍子はそれなりに離れていて、藍子と梨沙はおそらくだが5万票以内にいたと思う。それが蓋をあけてみれば、最終結果ではナターリアが110万票、梨沙が105万票と激アツなバトルになっていた。藍子が85万なので、今回は勝負にならなかったな。梨沙も10位入賞おめでとう。今年は惜しかったが、来年が本番になるだろうなあ。

 

あーーーー! この節だけ文章がぐちゃぐちゃだ! ナターリアにはおめでとう、梨沙にもおめでとう、藍子にも属性5位おめでとう。そんな言葉をフラットな気分でかけてあげられない。無理だ。藍子が梨沙にまくられた理由は何だ。ナターリアのスピードに追いつけなくても、「門番」として立ちはだかることだってできたはずだ。何が原因なんだ。藍子に足りないのはエモなのか、バズなのか。単純に票田が小さいのか。票田が大きくても所持票数に対する藍子への投票割合が小さかったのか。ならその割合を大きくする方法は何だ。

 

悔しい!! 梨沙におめでとうなんて言えねえよ!!

 

来年だ。未央がシンデレラガールになって上位3枠が1つ空くだろう。りあむが来年どうなるか分からないのが怖いけれど、おそらく今年ほどの最大瞬間風速は出ないだろうから3枠に入れるかは難しくなるだろう。ナターリアも声が今年でついたから、来年は下がることが予想される(おそらくライラさんの支援に回るはず)。来年は3枠ががら空きになるんだ。ならば来年だ。来年は属性1位になってやる。来年も梨沙は侮れない相手だろうけど、抑えて勝ってやる。

 

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……深夜に眠い目をこすってブログを書くものじゃあ無いな。起きて見返したら、びっくりするほどぐちゃぐちゃだった。これも僕の思うことの一つと思って、ひどい部分も消さずに文章になるように整えて投稿するけど、教授に提出したら即返却レベルだ。

 

えー……とまあ、ここまで僕の担当アイドル二人を中心に総選挙を振り返ってみたわけだが。いやとにかく楽しかったよ。徹頭徹尾楽しかった。楽しいってのは大事なことで、人は楽しいことや楽しい雰囲気を醸し出している集団には寄り付いていくし、つらいことや剣呑な雰囲気の集団からは離れていく。当然のことだけれど、それが今年はどこの陣営(この陣営・P集団というのも幻影なんじゃないかって話をしたが、文字起こしは今度投稿する予定)も意識して楽しくやっていたようだった。

楽しい雰囲気ってのはモチベーションになる。今年ダメでも来年に向けて頑張ろうというモチベーション、これからもモバマスデレステ楽しんでやっていこうというモチベーション、シンデレラガールズというコンテンツそのものを追いかけていこうというモチベーション。シンデレラガールズのいろんな事に対する動機になる。今回の総選挙は、僕自身にもシンデレラガールズをプレイし続ける強い動機を与えてくれた。

 

結果はどうであれ、総選挙は楽しいイベントだった。今回の総括はこれに尽きる。そして総選挙が楽しいイベントだったと言える間は、『アイドルマスターシンデレラガールズ』は安泰だと思う。明日をもしれぬソーシャルゲームで、皆が来年のこと、未来のことを話し続けているんだから。未来を志向できる集団は、エネルギーに満ち溢れていて強いのだ。