徒然日記

Dairiten1012の日記

徒然日記10

徒然日記10。今回は、アイドルマスターシンデレラガールズの担当アイドル、高森藍子の話。

 16.11.16 23:52

 アイドルマスターシンデレラガールズには高森藍子というキャラが居る。自分の担当アイドルである。いや、プロデューサーとか担当とか、そういうのって何なんだろうってずーっと思ってはいるんだけど、ライブの時に交換する名刺とかTwitterのbioとかには一応分かりやすくするために「担当」の呼称を使ってたりしている。担当とかなんだよってのはググろう。何を以って担当Pって呼ぶのか、正直俺も知りたい。

 さて、そんな我が担当アイドル高森藍子との最初の出会いは原宿B2-2エリア。初めて見た時の印象は「君がパッション属性か・・・。2人目からパッションの概念が崩れてやがる・・・」である。パッション属性アイドルという言葉のイメージとはかけ離れたような外見をしているため、そのような感想になったのである。
 話は少し飛ぶが、オタク文化論のひとつに、東浩紀の提唱した「データベース消費論」というのがある。特にそのデータベースの考え方は(適合しないことも多いとは言えども)自分の好むところである。浅い理解であるがざっくり説明すると、萌え要素は1つの情報(金髪つり目はツンデレ、黒髪眼鏡は委員長・・・など)となり、様々な萌え要素が蓄積してデータベースとなっていき、オタクはそのデータベースの要素を共通理解としてキャラクターを見ていく、というものらしい。

 さて、話は戻ってアイドルの話。一番最初に出会うパッション属性のアイドルは本田未央。彼女は短髪で外ハネの強い髪型を持ち、大きな目をウィンクさせて、彩度の高いどこで売ってるんだか分からないピンクのパーカーを胸まで開けていて、(ほぼ同じポーズの島村卯月と比べると)動的なポーズをしている。データベース的には快活さの塊、まさにパッションの体現と言えるだろう。
 では高森藍子はどうか。まあ、目は大きく、快活さを感じなくもないが、どちらかと言うと優しさや穏やかさを感じる目だと思う。髪はゆるくパーマが掛かっており、服装は上下アースカラーで体のラインの出ないゆとりのあるもの。手は前で組んでいる。一言で言い表すなら「ゆるふわ」である。そして自分がデータベースに照合してみると彼女はキュートだったわけで、故に前述の印象につながるわけだ。

 この印象はファーストインプレッションの最初の最初、グラを見た瞬間の感想である。もちろん感想など十人十色、百人百様千差万別であるから、「いや、藍子は最初からパッションだっただろう」って人もいるだろう。自分はこのパッションという属性と、パッションとは思えない見た目とのギャップにグッと来たのか、それとも先達の言葉を借りるなら「ティンときた」というものか、つまりは一目惚れをしたのである。自分は芯の硬くてアクティブでアグレッシブでポジティブな人が好みなのだが、データベース的には見た目は全くの反対だった。でも一目見て「この子が担当アイドルだ!」という思いが自分を支配してしまった。
 その時は自分でも不思議だったのだが、この時の感覚は全くの勘違いではなかった自分の慧眼を褒めたいぐらいだ。

 担当プロデューサーとは一体何者だ、という部外者からしたら全く意味の分からない悩みや考察はずーっと続けていくんだろうと思う。ただ、自分の「ティンときた」感覚に矛盾のない答えを出したいものだと思う。

16.11.17 02:11

 

○小賢しいなあ。バカが自分を賢く見せようと一生懸命だ。悔しいことにこの性質は今も変わらない。