徒然日誌112 ~食べすぎてみよう!編~
減量クソ喰らえ!(時候の挨拶)
現在絶賛減量中の代理店です。
最近仕事で大変なことになってしまい、食べて解消していたので体重の減少が止まったのですが、
止まってしまったのはネガティブなことだけど、止まってしまったのであればポジティブに捉えて、この機会に遊ぶしかない。
どうせ減らぬのならば食べてしまえばよいのだァーッ!!
ということで、大量のご飯で自分の腹具合の限界を探ってみました。
今日のご飯はこちら!
実はこの内タルトが食べられてない。ついにこの分量(約2400kcal)が食べられなくなりました!
いやあ、小さくなったねえ、胃。なんなら白身フライのラスト1枚も限界ギリギリだったんだよね。
でもご飯とヒレカツの卵とじ食べてる時はしんどくなかったから、揚げ物油ものがダメになったのかもな。
もしかして……加齢か!?
すいません栄養士さん、油もの減らして痩せます…。
徒然日記110 ~新しい居場所編~
イーロン・マスク絶対許さねぇ!!!(時候の挨拶)
お久しぶりです、代理店でございます。
3ヶ月ぶりですね。PC環境を整えたのが4月で、そこから色々あったのにも関わらずこの筆不精。環境を整えたからキーボードも叩きやすくなるとは一体何だったのか。
さて、時候の挨拶にも書きましたが、最近はTwitterがまァ~大変なことになりましたね。APIの呼出回数に制限をかけて、1日の閲覧数に上限がかかるようになりました。
Twitter社は不正アクセスを防ぐためだとかなんだとか言い、実際はTwitter社の不手際だとか、アメリカとは時差があるから日本時間の21時にAPI制限がリセットされるとか、全部ひっくるめたら流言飛語が四方八方から飛びまくりですよ。
そしてTwitterの自爆でユーザーがエクソダスを図るようになりましたが、「移住先」として目をつけられた可哀想なサービスがMastodonであり、Misskeyでした。
MisskeyもMastodonも、僕はサービス開始直後にアカウントを作っていたのですが、なんだかんだでTwitterに居続けていました。だからどっちも休眠アカウントだったんです。
が、昨今のTwitterの不便さにしびれを切らし、僕もMastodonとMisskeyに脱出を図りました。
MastodonはTwitterのイヤーなところの"臭いうつり"が激しかったので、Mastodonアカウントにはまた眠ってもらい。
Misskeyのサーバー2つ(と、元々参加していたDiscordサーバー2つ)に軸足を移しました。
Misskey楽しいね、本当に楽しい…。
misskey.ioのローカル・グローバルは常願寺川よりも情報の流れが激しいので、ioの中の特定のチャンネルに引きこもっています。同じ趣味の話で集まっているチャンネルで飛び交うスタンプを眺めていると、新鮮で面白く、かなり楽しいです。そして何より居心地がいい。
もう一つのMisskeyサーバーはVRChatに関係するサーバー。せっかくPCの能力が上がったので、Steamのライブラリで眠っていたVRChatを引っ張り出してきました。とはいえi5-12/RAM32GB/RTX3050なのでフルスペックでは遊べないけど、ワールドに飛び込んで、勇気を出して「こんにちはーはじめましてー」と話しかけてみましょう。成功すると3時間は溶ける。色んな人がいて色んな話が聞けるのはとっても刺激的です。
と、まあ、こんな感じに新しい居場所を見つけ、そして居着くことに成功したワケなんですが。
……なんか、TwitterのAPI制限、解除されてない…? 1時間で1000ツイートは絶対に超えるタイムラインを2時間以上流していても制限される様子がないんだけど…。
MisskeyとVRChatの居心地がいいせいで、Twitterに戻れる気がしないんだよねぇ。これからTwitterの浮上数も減っていくかもしれません。
徒然日記109 ~PC環境大改造ビフォーアフター編~
15万円近く掛かりました(時候の挨拶)
お久しぶりです。今日はPC環境を変えた話を一つ。
つい先日、友人(準レギュラーの野坂さん)に組んでもらったPCが故障しました。
原因はおそらくマザーボードにあるのではないかということで、じゃあマザボを変えよう! と思い立って調べたり、PC自作の本を読んだり、PCケース開けたりしたんだけど…。
いや、無理だわコレ。マザボってCPU・グリスに放熱ファン、RAMやらを取り付けて交換しなきゃいけないわけで。細かい作業が苦手な俺にCPU取付という、高価なモノで1発勝負とか失敗する気しかしない。
うんうんと悩みつつもドスパラへ行き、マザボやCPUの値段を確認しつつ店員さんとも相談して、BTO品の見積もりも出してもらったりした。その後も検討に検討を重ね、検討を加速すること1週間。FRONTIERでスプリングセールをやっているという情報を手に入れ、サイトを覗く。
もちろん、マザボ・CPU・メモリを買ってきて交換したほうが遥かに安いのは承知の上。ただし自分に自作する技術があることが前提の値段ということを忘れてはいけない。社会人になってからは(特に今の会社に就職してから)、自分にできないことをやってもらうためにお金を払うことにしている。
ということでこいつを購入。しかしながらメモリ16GBはちょっと惜しいので、ショップで8GBを2枚追加購入して自分で刺した。せめてこれくらいはね。
ということで、PCを買い替えたので、そのままの勢いでPCデスクもポチー。ついでにデュアルモニタをするため中古のモニタを探してポチー。会社のノートPC、PS4ともつなぐためケーブル類もポチー。
右の白いモニタにはPCとPS4を接続し、左の黒いモニタ(PHILIPS 221E)にはPCを繋いでいます。あと。黒い方には空きのHDMIケーブルも繋いでいます。これは会社用のノートPCをつなぐためのいわば空きスロット。
PC、モニタ、ケーブル、デスクでトータル14万円強かかりました。正確な数字は怖くて計算できねぇのよ。15万はかかってないけどざっくり15万円ということにして、カード会社様にお支払いするためにお仕事を頑張らねば…となっているところ。
ボーナスがちょっと前に出たからといっても勢いで買う金額ではない気がするが、気にしてはいけない。ほしいと思った日が買い時なのだ。
わざわざデュアルにしてやること?
画像を見たらおわかりでしょう。DiscordとTwitterとウマ娘とブラウザを同時に表示させるのよ。
あとはOBS使ってちょっと配信みたいなことをしたりとかもやってみたいところ。ウマ娘をOBS通して画面作ってDiscordで配信しようとしたら、前のパソコンだとカクつきが甚だしくて、画面共有諦めちゃったから。マシンスペックも上がったので、どこまでやれるか楽しみ。
前のPC組んでくれた野坂さんには、PC代とお礼のお酒か何かも送らないとなあ…。
徒然日記108 ~契約更改編~
オッスおら正社員!(時候の挨拶)
ついに正社員雇用を獲得しました。やったね。
社会人ってつらいですね。みんなこういうつらさを感じながら生きてるの? みんなすごいよ。自分は日々己の無能力を痛感してしんどいです。
普通の人が普通にできていることが、どうして自分は普通にできない! というしんどさを感じています。ねぇこれってAD…。
病院に行って名前がつかなかったり、灰色じゃなかったりしたら本格的に立ち直れないので、自分で自分を"的な人"と定義して、本とかを読みつつ日々対処しています。
まあ、そうは言っても自分も2年目。仕事をしていくうちに自分の無能力にも慣れていくことができるでしょう。
1年前に契約社員で入社して、てんやわんやしているうちに1年が経ちました。
その間に名古屋の#cg_ootdとか、国一走破とか、西武ドームのシンデレラ10thライブとか、MOIW2023とか、いろんなことをしました。そうでもしねぇとやってられないっていうのもありつつ、まあ1年ですよ。
会社の製品のトレーニングをして、いざ配属となったらその製品トレーニングが全く役に立たないプロジェクト。びっくりしたよね。で、フリーター5年近くやってきて全く社会人経験もない中、1年間ひたすらしごかれ鍛えられ。そうして冒頭の己の無力さを痛感するわけですね。ははーん、これ…もしかしなくてもADナントカじゃなくて、単に大半の新卒が通る道を5年遅く通ってるだけだな?
ダメ人間っぷりを晒しながらもこの3月。契約社員から正社員の雇用契約に更改してもらえました。ありがたい話です。給与は1円も上がらなかったけどなあ!
そしてもう一つの転機。というのは、春から配置転換で、製品トレーニングで学んだことが使える配属先に異動になるらしい。
異動の話があったときの面談で、今の上長(ゴリゴリの大阪人)からはありがたい言葉もいただいた。
ハッキリ言って今の代理店くんを手放すのは不安や。自分でも分かるやろ? けどまぁ、あのPMが君を指名して欲しい言うてきたからしゃあないわな。大事なんはな、ここでできることは最後までやりきる、ほんで次のプロジェクトでも毎日勉強するっちゅーことや。ホンマここの会社の奴ら勉強せぇへんから…代理店くんはサラリーマンの経験ほっとんどないんやろ? ほんなら今のうちに勉強する癖っちゅうのをつけなさいと。そういうことですわ。
………なんか、文字に起こしてみると阪神の岡田監督の談話みたいだな。「おーん」とか言い出したらどうしよう。
実は「どんな仕事も最後までやりきること」「日々勉強すること」というのは、ウチの親父にも言われたこともある、仕事をする上で大事にしている言葉だったりする。それを上長から言ってもらったということは、本当に大事なことなんだろうな。
改めて肝に銘じて、そして日々の仕事をうまいこと乗り切って見せようじゃあないか。
俺が良いって言ってくれたPMに、拾って正解だったと思われるように。給与を1円でも増やしてもらえるように。来年のボーナスは評価点上積みして100%以上でもらえるように。
今の上長の「アレは俺が作った、ソレは俺がPMやってた」っていう武勇が、親父の武勇伝と一部被ってるのがちょっと怖くて聞けないんだよなあ…。
徒然日記107〜国道1号走破の旅編〜
もう二度とやらねぇ!(時候の挨拶)
お久しぶりです、代理店です。
労働に翻弄されること約1年。ようやく仕事をしている自分が現実であることを受け入れ、仕事と向き合えるようになりました。それまでは「なんかまだ塾のシフト気にしちゃう」などとほざいてましたから、ゆっくりとした進歩です。
さて、そんな私には貴重な友人(大学時代の先輩)が2人います。
ひとりは、もはや当ブログの準レギュラーである、岡崎泰葉Pでおなじみタカボンさん。(もうリンクいらなくない?ってくらい貼りまくってるよね)
もうひとりは、最近一口馬主にどハマリしている野坂守彦さん。
……他に友達いねぇのかと聞かないでください。よく遊ぶのがこの人たちってだけです。
で、この二人の何が貴重か。
それはこの二人が強い長距離移動耐性を持つ旅行好きという点です。
タカボンさんの旅行好きについてはいまさら何をか言わんやというくらいで、まあ本人のブログを見てもらえればという感じ。
野坂さんは大学時代から車を持っていて、色んなところを走っているとの事。奈良の山の中とか、四国山地の山の中とかも走ったことあるらしく、酷道ランナーの性質があるんじゃないかとこっそり思っている。
自分は自分で12時間電車乗って700km移動したり、タカボンさんの東北旅行に相乗りさせてもらったりするくらいには移動耐性が強い方だと思ってる。
で、タカボンさんが前々からTwitterでは国1の話をしていたのもあり、ある日のDiscordで国道1号線走破のドライブに「ゆこう」「ゆこう」と、ホテルも予約した。本当にそういうことになったのである。
それが10月の3連休の話。ブログ書かなくなって久しいからこのネタもだいぶ下書きで寝てました。ごめんね。
筆不精はともかく、10月に本当に570kmを下道で走るだけのドライブが始まってしまったのであった。
しんどいことは覚悟していた。が、あそこまで過酷だとは思わなかった。
主に虚無だったという点で。何しろただ大阪・梅田新道交差点に向けて車を走らせるだけであり、その車にただ乗っているだけなのだから。
10月の3連休が始まろうとしている金曜日の24時。東京・日本橋に集合した我々は道路標示を撮影。ここから我々の旅が始まるのだと盛り上がり、タカボンさんの愛車カローラフィールダーに乗り込んで一路大阪を目指す。
が、いきなりパニック。都内の、しかも皇居周りのゴチャついた道路で国道1号線を見失いかけてしまった。青看板を頼りになんとか桜田門から港区方向に抜けることができ、やっと一安心。でもまだ10kmも走ってない。大丈夫なのかこの旅。
大丈夫じゃなかったんだな、これが。
箱根峠を越えるため、旧道を行くか箱根新道を行くかの簡単な2択を間違え、さっそく1度目のUターン。真っ暗だから箱根新道に入るランプも見えねえのよ…。
箱根峠の静岡側を下る最中に見えた沼津市街の夜景は、神戸や函館や都内に比べればしょっぱいかも知らないけれど、かなり感動したことを覚えている。なぜなら眠気が限界で感動の閾値が下がりきっていたからね。眠すぎると感情おかしくなるよね。
限界を迎えたドライバーのタカボンさんと助手席の僕は、やむなく道の駅富士にて60分の仮眠を取った。後ろの野坂さんは箱根越えてから爆睡してた。
しかしながら、朝起きてからの2時間は非常に快適だった。静岡県内の国道1号線はバイパスとなっており、信号なしで気持ちよく流れていくからだ。なお由比から藤枝まで寝てしまっていたので記憶にない。助手席に座る者としてはあるまじき醜態。
混み合いがちな浜松市街もスルリと抜けて浜名バイパス。やや曇ってはいたが、見事な太平洋を拝むことができた。時間に余裕があれば道の駅潮見坂で休憩もできただろうが、ここまで予定通りであり、疲労感も特になかったのでそのまま愛知入りすることに。
この愛知がつらかった。愛知県内の国道1号線はバイパスではなくただの幹線道路。しかも場所によっては対面通行を強いられる。本当に天下の国1の姿か?これが……。
浜名バイパスが終わって豊橋に入ったのが9時頃で、木曽三川を抜けたのが13時すぎ。名古屋で40分ほど昼飯を取ったとはいえ、愛知区間を抜けるのに3時間以上かかっている。
これが堪えた。とにかくフラストレーションだった。目の前の対岸には三重があるのに橋上で何度足踏みをしたらよいのだ、と。
さらにつらかったのは、この流れの悪さが四日市を抜けて鈴鹿へ向かう方角に逸れるまで続いたことだ。
密室の車内、遅々として進まぬ車、予定から遅れていく進行、そしてたまり続けるフラストレーション。
人をおかしくさせるには十分だった。
鈴鹿峠越えは意外と快適だったことを覚えている。途中道の駅でおやつをつまみつつ滋賀県、栗東方面へ。
栗東から大津まではただひたすら混雑していた。ひたすら、ただひたすらの混雑。地元の例えなので伝わるか分からないが、18時ごろの積志や曳馬のあたりの飛竜街道くらいの混み具合。渋滞とも言えないが流れているとも言えない、なんともフラストレーションのたまるストップアンドゴーを強いられた。
さらに日が完全に沈み、大津〜山科〜京都の区間は、それはそれはもう渋滞してさらにストレス。
京都市街に入り国道1号本来の姿を取り戻すと快適な走行となったが、今度はどこで曲がらなくてはならないかを必死にチェックするターンとなった。地図、ナビ、青看板をひたすらキョロキョロする。なんで京都市街は左折レーンより左側に直進レーンがあるんですか?
伏見や大山崎を越えてからは快適な流れだった。交通量も減り、大阪市街の煩雑なビル街を抜ける。風景はバリエーションに富んでいて楽しかったはずだ。
その頃にはみんな限界を迎えてしまい、ドライバーのタカボンさんの声のトーンは数段落ち、後席の野坂さんは不機嫌を超えて虚無に陥りつつあった。
俺?俺はめっちゃ元気だった。そのまま国道2号に乗ったら姫路まではしゃいでたと思う。
かくして過半数が限界を迎えた国道1号走破の旅は、東京日本橋を出発して21時間半後、満身創痍になりながらもなんとかゴールしたのである。
(大阪から帰る日に撮影した大阪側の道標)
ちなみに。
帰りは本州最南端・潮岬を観光して帰った。
割とみんな元気に観光してたので睡眠の重要性を実感しましたね…。
帰京後、野坂さんにこの話をするとかな〜り不機嫌になるようになった。みんなも人を長距離移動に巻き込む時は気をつけよう!
ちなみに、調べたら『道路時刻表』なるものが過去出版されていたそうです。
それによると、東京−大阪間(国道1号線)の走破タイムは約19時間半。
0時間半頃発、21時15分頃着。途中仮眠1時間、食事45分、諸々の休憩合わせて45分。実走行時間、約19時間15分。
ほぼピッタリじゃないか!
もっと……もっと早く言ってよ……。
徒然日記106 〜「10周年」の春嵐編〜
シンデレラガールズ10thライブファイナル、お疲れ様でした!!
前置き
はる‐あらし【春嵐】
〘名〙 二月から三月にかけて吹くはげしい風。春荒れ。《季・春》しゅん‐らん【春嵐】
〘名〙
① 春に吹くあらし。
② 春、山野にかかるもや。〔韋応物‐西郊遊宴詩〕(『精選版 日本国語大辞典』)
あの日のベルーナドームに吹いたのは、シンデレラたちが起こした、少し時期外れの春嵐だったのだと思う。
ご挨拶遅れました。高森藍子と夢見りあむの担当Pをしております、代理店と申します。
改めて。アイドルマスターシンデレラガールズ10thライブ、お疲れ様でした。
いやぁ、この口上も久しぶりだね…。シンデレラガールズもイベントは年間に片手で数えられるほどしかプレイしなかったり、ライブイベントも配信見なかったりと、長らく離れてたからね。
しかもフリーターやっててお金がない中でアークナイツとウマ娘と競馬にどハマリしてしまった結果、娯楽的キャパシティ(自分の場合は同時進行2作品まで)からアイマスがはみ出ちゃったから尚更ね…。
ま、そんな事は前置きでやらなくてもいいか。今は10thライブが良かったという話をしよう!
事前準備〜ライブ直前
余りにも持っていないCDが多すぎたので、やむなくレンタルしにツタヤへ行ったのが1週間前の土曜日。40枚借りて8000円した(初任給で一番高いお支払いだった)。
しかし、なんでイベント走らなかったの? と少し後悔するくらい良い曲が多い。「Gaze and Gaze」とかかなり好みだったしね。これは残念ながら、今回のライブでは披露されませんでしたが、また次回のお楽しみってことで。
あとはまあ、寒さの見込みを誤ったことは事前準備の中では反省点。三寒四温な春の天気の、三寒の方を引いてしまったのは運が悪かった。発声禁止で体が温まることもないしね。
気持ちの準備でいうと、前日まで全く「今週末はライブだ!」という高揚感がやって来ることはなかった。前日どころか当日も高揚感はなかったな。今回は遠征ではなく、引越し先から西武ドームまで近くて、割といつでもすぐ遊びに行ける距離だったからというのもありそう。
当日の13時半ごろ、宿を提供していただいた泰葉P*1と、岡山から遠征してきた肇P*2と合流しても、「まあ、ライブですけど寒いんでね。体壊さないように楽しんでいきましょう」くらいの雰囲気。
平静を保っているといえば聞こえはいいけれど、正確に表すなら…なんだろう、他人事かな。うん、他人事。まさに。
自分のシンデレラガールズへの距離感は、ベッタベタにくっついていた時期からじわじわと離れていって、ちょうどそれくらいになっていたんだと思う。沖縄公演に行けなかったのもシンデレラを楽しむ気持ちにキてたしね。
テンションが今ひとつ上がらない僕とワクワクの止まらない肇P、そしてすし詰めのプロデューサーたちを乗せて西武狭山線は進んでいく(泰葉Pは諸事情で別の列車となっておりました)。
頭端式3面6線の櫛形ホームを抜けるとそこには
西武ドームだ!!
ライブ会場だ!!!!
2020年2月の7th大阪公演以来、まるっと2年ぶりの"ライブ参戦"。
ドームの屋根を見た瞬間にテンションが跳ね上がった。実物を見てようやっと現実感が生まれるんだから、我ながら想像力がない。ライブに参加しなかった2年間で、準備の仕方やら気持ちの作り方やら、作法をすべて忘れてしまったみたいだった(なお、今まであれだけやったGOIN'!!!のコールも忘れていたので本当に全て忘れている)。
先に会場に来ていた晶葉P*3と合流し、少しおしゃべり。段々と上がってゆくテンションを抑えきれないことを自覚していく。そして思ったより寒いことも判明していく。
寒さに耐えながらTwitterを眺め、開演前に流れる曲にペンラを振りながら、開演時間を待つ。この頃にはもう明らかにテンションがレッドゾーンに振り切れている。そして16時。
さあ、開演だ!
まずは注意事項。いつものに加えて、時勢柄どうしても加わる「声を出して応援しないで」という言葉。うーむ、分かっていたがやっぱり残念だ。
事前に聞いていた話として、泰葉P(筋金入りの獅子党でライオンズの為に所沢に引っ越してしまったレベル)曰く、野球の試合では「大きな声を上げての声援はご遠慮ください」という旨のアナウンスがされているんだとか。おそらくそれはどこの球場でも同じで、巨人の開幕戦をテレビで見たときも、観客の声が聞こえてきたものだ。
「ちひろさんもうっかり『”大声での”応援はご遠慮くださいね』と言ってくれないかな」などと話していたが、世の中は多少甘くてもチッヒはそんなに甘くない。しかしながら、プロデューサーの集団から重症患者を出そうものなら今後の展開は分かりきっているので、素直に協力しようと思いつつ続けてアナウンスを聞く。
「伝説を目撃する準備はできてますかー!!」また思い切ったアナウンスするやんけ。だいぶ自信あるんだな今回のライb…「今日披露する楽曲の数をお知らせします!」あぁーっと聞いたことないアナウンスじゃないですか「今日披露する曲はなんと…」公演時間的に40曲くらいが目安になるんじゃ「50曲です!!」
5 0 曲 ?
僕が参加した事ことのあるライブで、披露曲数が一番多かったのはMOIW2015、アイマス10thの2日目で、数は53曲。ああ…これも西武ドームだ…。ライブを西武ドームでやる時か10周年記念でやる時は、ひたすら曲数を詰め込まなきゃいけないルールでもあるのかアイマスは。
ちひろさんから繰り返される「本日は休憩を設けておりませんので…」という言葉に拍手喝采、緑のサイリウムが大波を起こす。冷静に考えると、休憩なしで4時間連続でやりますって言うのもおかしいし、それを大歓迎する観客側もだいぶオカシイよ…。
曲の話をしよう
1日目は島村卯月のオープニングアクト。伴奏なしに「お願い!シンデレラ」の1フレーズを歌い上げる。もうこの時点でだいぶ引き込まれている。そして大橋彩香さんのオープニングコール。
噛むじゃん…。大事な大事な一発目からへごるじゃん……。
隠しきれないプロデューサーたちの笑いとモニターにバンと映されたはにかむ大橋さんを受けて、ようやく実感が湧いた。
あ、僕の知ってるシンデレラガールズだ。
他人事で他人行儀だったのが、そこでようやく「代理店P」のエンジンがかかる。もしへごちんがへごってなかったら、たぶんライブ中はずっと他人事だったかもしれない。
ライブを自分事として認識できた、とても重要なオープニングアクトだった。
さて、50曲全部に感想言ってったら一生原稿が上がらないので、良かったところ、気になったところをピックアップしていこう。
ミツボシ☆☆★
泣いてしまった。ライブで初めて涙をボロボロと流した。目が涙で潤んでいく経験はあったけど、涙がとめどなく流れて鼻水ズルズルというところまで行ったのは本当に初めてだったんだよね。しかも一発目の場を盛り上げていこうって曲で。どうかしていると分かっていたし分かっているが、泣いてしまった事実は変わらない。オレンジの光がドームを包んだ瞬間に「本当にライブ来たんだ」って実感が湧いたからってのはあるかもしれないね。
まあでも、本田未央が好きなんだよなあ。渋谷凛も島村卯月も好きなんだけど、本田未央が三人の中で一番なんだよね。
個人的な感情と意識をたっぷり詰め込んだ意見なんだけど、シンデレラガールズを支える主柱って本田未央が担ってるとこない? 精神的な柱っていうかさ。どんなヤツが集まってきても本田未央に任せれば、まあなんとかなるだろっていう安心感がある。いや詳しいことは分からんけど。このブログ、半分口述筆記みたいなもので、何も考えずに思い浮かんだ言葉を文字に起こすだけのブログだから、特に深い意味は無いのかもしれないんだけど。それでも印象として、影に日向に本田未央が笑顔撒き散らして頑張ってるから万全盤石、っていうのがあると思うんだよね。10周年を記念するライブのファイナル公演、そのトップバッターにはコイツしかいねえ。
DJ KOOさんと7th名古屋公演振り返り
DJ KOOが出たぞー! 大阪に続き2度目の奇襲出演(VTRだったけど)。僕の中では三国志の呂布。ひょっこり出てきてワーッと盛り上げるだけ盛り上げて帰っていく、そういうイメージ。DJ KOOさんの紹介したブロックはミラーボール・ラブ、Hotel Moonside、バベル、さよならアンドロメダ。井上拓率驚異の75%。どれもこれも良い曲ばかりよ。普通に聞いても気分がアガるし、オリジナル・カラオケバージョンもおすすめできる。さよならアンドロメダってボーカルが入ってると落ち着いた雰囲気の曲だけど、ブレイクビーツ(ドラムンベースかもしれん。この辺の電子 音楽ジャンルは複雑怪奇過ぎて内閣が何度も総辞職する)でBPM178だから、まぁ〜ノリの良い曲で。オリジナル・カラオケをあまり聞かないというプロデューサー、もしいたら騙されたと思って一度聞いてみてほしい。
あ、でもバベルのインストはどうだろう…格好いいけど、途中に入る男声の「ッエーイ」で時々笑っちゃうんだよな…。
「仲間たちとの友情の“We're the friends!”」
来た! これを待ってたんだよ! デレステ3Dモデルを使って同じステージに登場させるやつ! 出演アイドルはニューウェーブ、フリルドスクエア、GBNS、ガールズパワー、ビューティーアリュール、ロボフレンズだったらしい。らしいというのは、単純に記憶が薄れているのと、待ってましたが強すぎてちゃんと誰がいたかを確認してなかったから。
好きな演出なんだよなーこれ。バックダンサーとしてアイドルを登場させてるんだ、と思ったヤツは怒らないからちょっといっぺん顔洗ってきなさい。バックダンサーさんはもうずっと出演されてたでしょう。出演者として登場したんだよ。
ニューウェーブは跳ねてほしいなあ。僕と同じ静岡の出身で、静岡出身(全部で6人)の上条春菜、市川仁奈、二宮飛鳥は声ついて曲があるからね。是非とも3人でステージやってるのを観たい。願わくばNGvsNWみたいな演出のステージもね。
情熱ファンファンファーレ
実のところ、やってくれるかな? と考えすらしなかった。赤﨑さんも出演されていたしポジパのメンバーは揃っていたんだけど、ライブがここに至るまで一切想像だにしなかった。そのせいで、このライブで自分の好きな曲が来たのに何が起きているのか現実を理解できないという経験も初めてだった。
好きなアイドルが好きな曲を歌っているという現実を受け入れるまでしばらく時間がかかったね。どこかに飛んでいっていた自我を再インストールできたのは2コーラス目の手前。ただボーッと振ってたオレンジのペンラに加えて、持ってきた藍子のキャラリウムと赤と黄緑のペンラを両手で振ることができた。
楽しい。100人のPがいたら98人は賛同してくれると思うけど、この曲は、掛け値なしに楽しい。
◇◆◇◆◇◆◇◆
ゴメン限界。
さて。この下書きを完成させないままなんと2ヶ月。
5月末になっちゃった……。
4月頭のライブの記事を未完成のまま5月末にあげるのは如何なものかとは思うんだけど。
ほら、マーク・ザッカーバーグも言ってるじゃん。
Done is better than Perfect.
「完成は完璧に勝る」
って。
マーク本人が言ったことになってるだけのネットロアだって? うるせえ知ってらい。
完成してないじゃないかって? それは本当にそう。ごめん。
だけど未完でも今日上げなくちゃいけないんだ。
なぜなら今日、9月3日・4日のライブの会場が発表されたから。
ライブのまとめをやらずに次にはいけないよな。まとまってないとしてもだ!
だから半端な記事を、半端な判断で出す。これは自戒だ。半端な人間、半端なプロデューサーであるという自戒。次のライブでは9月の私がやってくれるでしょう。
ということで、また次回。
*2:岡山出身の紗代子Pであり、シンデレラにはまってくれてからは同郷ということで肇ちゃんを推しています。当ブログは初登場!tibet-sunagitune.hatenablog.com
*3:またもおなじみトシP。ちなみに2日間どっちもアリーナで、2日目はアリーナA、前から数列目という神席を奥さんと一緒に参加した。夫婦でP業やってる人がまさか友人から出るとはね…